【サクラノモリ†ドリーマーズ２】ネタバレなしレビュー感想

【サクラノモリドリーマーズ２】ネタバレなしレビュー感想

MOONSTONEの【サクラノモリ†ドリーマーズ２】のレビューと感想を書いてきます。

ネタバレは最下段に区分けしておりますので安心してご覧ください。

タイトル：サクラノモリ†ドリーマーズ２

ブランド：MOONSTONE

年齢区分：18歳以上

プロデューサー：恋純ほたる

原画：やまかぜ嵐

シナリオ：呉

音楽：電気式華憐音楽集団

対応ＯＳ：Windows １０/８/７/Vista
（32bit／64bit・日本語版）

シナリオ　★★★★☆

二つのルートを行ったり来たりする切り替わり方式の仕様、そこが前作と異なる点。

同時進行系の展開に抵抗が無い、及び前作楽しめたなら買いです。

テキスト進行は前作と似通っている、というかほぼ同じ。

【サクラノモリドリーマーズ】ありきの作品なので、まだプレイしていない人はまずはそちらからプレイしましょう。

２と謳う位なので完全なる続編となっております。

ナンバリングシカトして手を出してしまうと、前作ネタバレアンド内容不明といった痛い目を見ますので注意を。

未プレイの人には１と２がセットになっているダウソ販売がお得な様です。

１のレビューも書いておりますので購入検討の方はコチラからどうぞ。

グラフィック　★★★★★

立ち絵や背景に大きな変化は見当たらないので前作の雰囲気そのままで楽しめます。

ただ体感的にだが、前作ヒロインよりも探偵のオッサンや野郎の出番が多い感じがしなくもない。

なので

ギャルゲでリアル顔の男見たくねーよ

って人にはちょいと厳しいかもしれません。

あと若干だが前作よりもクリーチャーのグロさ盛り増してある感じ。前作で耐えれたなら問題ないかと思います。

サービスシーン　★★★★☆

まどかが他キャラよりも随分多め、前作不遇ゆえの補填だろうか。

二年後の身体となったまどかゆえ、前作よりも体型がメガシンカして大人の身体になっているのでそこは賛否はありそう。~~□リコン発狂ワイ歓喜。~~

他の前作ヒロインは少なめとなっておりますが、あるにはあります。

音楽　★★★★☆

ほぼ~~使いまわし~~前作を引き継いでいます。

個人的にはガラっと変わってしまうよりよほど良かったが、真新しい曲が聞きたい人にはちと物足りないかも。

追加曲はあるにはあります。

総評　★★★★☆

前作が好きなら買いな作品。

逆に言えば前作が受け付けん人には向きません。

そこらへんも兼ねて続編と言える作品です。

同社の【仄暗き時の果てより】という作品をプレイするとより楽しめる模様。

以下ネタバレ感想

正直読まんでも問題ナッシング

↓

ネタバレ個人的感想

伏線の張り方と構成が相変わらず素晴らしい。

個人用の備忘録として簡素にまとめておきます。

・春川二重人格がゆえに過去の記憶に齟齬があった。

・殺人鬼は春川本人ではなく、取り付いた被害者少年に対して復讐を狙っていた。

・見ているだけしか出来ないボンクラとは文字通り、現世と地獄の狭間に入ってしまい干渉できずにただ見ているだけ。

・殺された子供が殺人鬼に殺された事によって霊化後に「あんな事やってみたい」と思う。その男の子の霊が春川に取り付いていた事で春川は無事に脱出出来た。

・赤い夢の殺人鬼は主人公のあの日に戻りたいという願望によって別の空間とこの空間がごっちゃになってしまった事で赤い夢に紛れ込んだ。

・魂の形で判別させる事で主人公と魂の形が酷似しているヒデさんを始末させる様に仕組む。

時間跳躍に関してはあまりに出回っているので見飽きた感があるのだが、それありきで作られた訳ではなくてよかった。

むしろそれをうまく応用した主人公が春川に憑いていた奴をいい様に利用したのが印象的。

もし主人公が時間跳躍して過去変えるご都合エンドとかになっていたらかなりマイナスの印象を抱いていたでしょう。

まだ次回作に近いのがありそうな感じもする。

ボダッハや地獄のお目々を片付けていない辺り、結局根本的に解決した訳でもない。

ゆえにこの世界観を引き継いだ続編が更に出て来そうな匂いがする。

同社の他の作品の主人公が「君達もいつかレギュラーから外れるよ」などといったメタ発言、今後の作品にてサクラノモリドリーマーズの面々がゲスト出演するフラグに見える。

ハーレムキング展開には笑ってしまったｗ

これじっちゃんさんや初音ママンが見たら卒倒しそうだ。

あとシーン中に

「これまで仲間として長いことやってきたせいか、裸で抱き合うことに、とくに抵抗はないようだった。」

「とくにそのケもなさそうな二人が、そんなエッチなキスができるのも、もう二人とも完全に発情してしまっているせいだろう。」

とあるが、さすがにこれは無いだろうw

これを男に置き換えれば、男同士って事か…こんなもんノンケであれば発狂もんですわ。

地味にゲイネタが点在するのも相変わらず。

・事件解決で女より男の方が寄ってくるほど男人気のある主人公(女にもモテるが)。

・塚田先生のアッーな態度。

・主人公の男前フェイスによって神定がバイに目覚めそうに。

なぜ主人公はこうも漢を惹きつけるのだろうか。

以下、ただの感想。

若い頃の五郎太探偵の顔がクリス松○に似ていると思ったのはオレだけだろうか。

ダンディっちゃダンディだが濃ゆさマックスなので生理的に受け付けない人も少なくは無さそう。

ハーレムで女四人に囲まれたＣＧ、あれ胡散臭いパワーストーンの広告の【このネックレス付けたらこんなにモテました】的なもんを思い出した。

テロップとか付けたらそのまま広告で使えそう。

生徒会長に「そこのスカートの短い女子ぃ！」って言われたのが初音ちゃんと思ったユーザーも少なくは無いかと思います。

このスカートの短さで規定内に収まるってのはちと無理がある、これ以上ひざ下を伸ばしたらワカメちゃんスタイルになるかと。

そういや春川に憑いていた奴って狭間の世界でずっと主人公を見ていたっけ。

という事は昇天できない上に憎い奴のハーレムをただ見せ付けられるって事か、ある意味地獄よりキツイかも。

オールバックの友人鯖江も可哀想っちゃ可哀想。主人公がハーレムしてる中、有刺鉄線イスに縛られっぱなしなのだろうか。哀れなり。

まぁ前作要らない子だからダシに使われるのも当然ではあるが。

デブの石は逮捕されず、ザコＤＱＮ庄平は生きたまま。こいつらにとっては今作は幸せなルートかもしれない。

神定の髪型がドラクエ11主人公と同じ。発売日も一日違いなのでなんだか因縁を感じる。

【サクラノモリドリーマーズ２】ネタバレなしレビュー感想