【自慢話】一切無しで会話を成立させるのはちと厳しい。

モテる男は自慢しないとかいう与太話があります。

相手から聞かれた事についてしか語らず、聞かれたら謙虚に流すという男がイカす。そんな定説。

ですが、自ら語らずして人に興味を持ってもらえる人間なんか限られた一部。

自慢せずに褒められるという素っ頓狂な状況が成立するのは一部のスーパーマンだけです。

人の欠点を探す人間は腐るほど居ますが、優れたところなんかをほじくり出す人など極稀です。

特に女性なんかがそう、アラ探しのプロフェッショナルですね。

という事は自慢せずにモテるのという芸当が成り立つのはごく一部の余程優れた人間のみということではないでしょうか。

なら凡人は女性をモノにするには自己アピールするしかないじゃない。

自慢話は悪いことだけではない。

他人の自慢話というものは何かとネガティブなものに見られがちだが、実際には悪いことだらけと言うことはありません。

というのも人は無意識のうちに会話で何かを自慢している事が多かれ少なかれあるのです。

例え本人にその自覚が無くとも、聞いている相手からすれば「うわ、自慢話きたようぜぇな」と思われている場合もあります。

ただそれを恐れて自らを語ることが出来なければ、自分を相手にプロデュース出来ないただのボンクラとして終わります。

謙虚な話ばかりしていると自分というものをさらけ出す事など出来ません。

自分という色の出せない男になってしまうんですね。

つまり色気が無い。いいひとで終わってしまう要因にも繋がります。

そうなってしまっては目も当てられませんね。

自慢しない男がモテるなんぞ、それを見てくれる相手がいてこそまかり通る話です。

多くの凡人の男は自分からアタックしていき、女をものにしなければならない。

特にナンパや合コンではまず自らを知ってもらう事が必要となります。

そのための自己アピールは必須という訳です。

自慢はしてもいいが、ダメな事もある。

別に自分のことについて話すのは悪いことではありません。

そこから生まれる会話もあるし、それによって互いに気の合う趣味を見つけられる事もあります。

じゃあ何がいけないのか、それは一方的な自分語りです。

相手の話を聞かずに自分の事だけ延々と話すという不公平な行為。

ずっと俺のターンみたいな。

そういう態度こそがどこか自己中心的に写る、それによってああ、こいつ自慢ばっかりだと思わせてしまうのではないでしょうか。

あと、相手にとって興味を持たれそうにない自慢話もＮＧです。

それこそ退屈という感情を抱かせる要因にも繋がります。

終いには会話を反転させられてしまい、その話をオチまで持っていく前に阻害されてしまいます。

これによってたとえオチが面白い話であったとしてもそこに到達する前に潰されてしまうし、自分自身も最後まで話しきれなかった故の心のつっかえが残ってしまいます。

大抵の人間が嫌悪する【自慢話】をあえて聞いてみよう

世の中の大部分の人間が嫌悪する相手の自慢話ですが、自分がされた時には耳を傾けてみるのもアリです。

大半の人間が聞く前にぶった切ってしまう様な自慢話を聞き入れることが出来る、それってけっこう稀有なスキルではないでしょうか。

まさに凡人が出来ない事を平然とやってのけると言うものです。

つまりこれが出来るってだけでも一般人より優位に会話を進められるというものです。

多分頑張れば大抵の人間が出来るんでしょうが、誰もやろうとしない。ならばやってみて損はありません。

いとも簡単に一つ上の男になれるチャンスではないでしょうか。

相手が気持ちよく話せる環境を提供してやり、上手くおだててノセる。

こんな事はそんじょそこらの人間には出来ません。~~オレは出来るけどね。~~

というかナンパやデートなら必須です、現に女性って人の話はさして興味ないくせに自分はＳＮＳで食い物ばっかアップしてる位に自分語り好きだし。

そんなタイプの人間には自己陶酔してもらって勝手に気分よくなってもらえればいいのですよ。

さながらウマに乗りこなすような具合で。

※先も申しましたが、聞くだけではいいひとで終わる。女の自慢や愚痴でサンドバックみたいな扱いされるのが関の山。そうして【いい男友達】にされる。だから自身もアピらなきゃアカン。

ただつまらないから相手の自慢なんか聞きたくないと耳をふさぐ人も少なくないでしょう。

それでも耳を傾けてみましょう、自分にもメリットが生じる事もあります。

なにか新しいことに出会える可能性が。

相手の自慢から新たな趣味を見つける事だって出来ます。

もしかしたら今後の人生の楽しみがアップするキッカケにも繋がります。

会話で楽できる。

男女問わずですが、やはり何よりのメリットは自分が楽できることではないでしょうか。

相手が勝手に気持ちよく喋ってくれていることで、こちらはほとんど口を動かさなくても会話が成り立ちます。

特に男からすれば対女性の会話は沈黙を防がなきゃという負担が生じるものです。

そんな脳みそをフル回転させねばならない状況下で相手から口を動かしてくれる、これは非常にありがたいものです。

そうやって間を持たせてくれるんだから、自慢話の一つや二つ聞いてあげてもいいんじゃないでしょうか。

他人の自慢ウゼーなんて思わずに気持ちよく喋ってもらいましょう。

まとめ

相手発信の自分語りや体験談を「自慢話聞きたくねぇや」なんて思わずに聞くだけ聞いてみよう。

自慢話ってだけで嫌悪して相手の話を聞けない度量の低さは自慢する人間以上に情けないです。

それくらい聞き入れる器量を見せる、それこそ包容力の一つの形。

包容力ってのはなにも背中の広さや図体の話ではありません。

歌手も言ってるじゃないか、五分でいいから話を聞けと。

【自慢話】一切無しで会話を繋ぐのはちと厳しい。