【カサブランカの蕾】攻略推奨順とレビュー【ネタバレ無し】

【カサブランカの蕾】をコンプしたので【攻略推奨順】と【レビュー】と【感想】を記載します。

ネタバレは最下段に区分けしておりますので未プレイでも安心してご覧あれ。

攻略推奨順

①ユリ（三つ編み）➡︎②カナ（セミロング）➡︎③ミク（ロングヘア）

①のユリ（三つ編み）と③のミク（ロングヘア）は入れ替えても問題無いが、個人的には上記の順がイイかと思います。

とりあえず②カナ（セミロング）を二番目に回すのがベストかと。

タイトル：カサブランカの蕾

ブランド：DOLCE

年齢区分：18歳以上

原画：しばいぬにき

シナリオ：垂花

音楽：mme

対応ＯＳ：対応OS:WindowsVista/7/8.1/10

シナリオ　★★★★★

パッケージ見る限りいやらしい系の作品に見えるが、見た目に反して完成度の高いシナリオゲーです。

名作か迷作かが人によって大きく左右されるであろうが、非常に感情が大きく動かされるであろう作品であります。

毎日がつまらん

何かしらの刺激欲しいわ

って人には是非やってみて欲しいと思います。

ネタバレとか食らったら一発で楽しみが無くなるんで、少しでも気になるならあんまワード検索とかはせずに即座に買ってプレイしてみる事を強く推奨したい。

好評不評のどちらに転んでも面白い作品である事に間違いありません。

なんならもうこのブラウザ閉じてソッコー買いに行ってもいい位の作品です。

グラフィック　★★★★★

ヒロインの身体がムッチリとしていていい感じ。太ももなどに指が深く食い込んでいて柔らかさが強調されています。

やたらと強調されたお胸もグッド、目の保養になります。

Ｈシーン　★★☆☆☆

やけに危険な場所での行為が目立つ。

なんかメタルギア的な隠れん坊的な展開ばかり、見つかるかどうかのスリルを味わいたい趣味嗜好の人にはマッチするかも。

着衣もの中心なのはともかく、肝心な部分が見えないシーンがやたら多いので低評価とさせてもらおうか。

せっかくのいいボディを存分に拝む事が出来ないので非常に勿体無いと思います。

パケ写では見せびらかしておいて製品版では出し惜しみする、これはよろしくないですね。

あとシーン中の選択肢も無いんで、その辺にこだわりのある人にとっても物足りないかも。

音楽　★★☆☆☆

正直ＢＧＭはパッとしたのが無い、今しがたサウンドテストで一通り聞いて「そーいやあったなこんなの」って位の薄い印象しかない。

効果音がとてつもない出来の悪さを誇ってらっしゃる、全体的に妙なものばかり。

ある意味やってみてのお楽しみ、ちょっと笑ってしまう効果音もあります。

サービスシーンで副音声と主音声が重なって混ざっていてカオスな事になっている所もマイナス点の一つ。同じ声したヤツが複数で喋ってるみたいになっている。

それにジュルジュル音もやたらと強烈、ここは好みが分かれるでしょう。

ここから先は総評となります。

ネタバレはしませんが、ここから先は読まない方がより本編を楽しめるかと思います。

↓

総評　★★★★★

人によって評価が真っ二つに分かれる作品ですね。

ユーザーの評価も白と黒の二極化する作品である事間違いなし。

誰しもに評価される万人ウケ作品ではありませんが、どちらに転ぼうがやる価値は存分にあり。

先ほども言ったが、ネタバレ及び、それを匂わす情報源を見る前に購入してプレイしてしまった方がこの作品をより楽しめます。

以下ネタバレ感想

↓

ネタバレ個人的感想

結局主人公の言動全てが裏目に出てとんでもない事になってしまう、そんなゲーム。

もし所々に選択肢のあるゲームだったら、この主人公全てハズレ引いてそうだ。

もしかしてカサブランカの蕾ってのは、自分で蒔いた種なんだぜ的な意味合いなのだろうか。

ユリ

タイトルとキャッチフレーズに沿ったお話。

先生に見つかっちまうと言う展開は非常に斬新で面白い。普通のゲームだったら都合良く見つからんのにね。

５年の歳月を経て感動の再会などというありがちな終わり方なんかなーと思わせておいてラストの一発で地の底に叩き落とされる。こりゃ思わず声を出して笑ってしまったw

ただ、これに関してはミクを先に終わらせてしまったから何と無く「ただじゃ終わらないだろうな」と言う勘ぐりが自分の中で芽生えていたので予測は付いてしまった。ちょっとだけ残念。でも面白い終わり方で非常によろしい。

もしこのキャラに愛着が沸いてて感情移入しているユーザーだったら発狂モノであろう。クレームの電話がメーカーに殺到していないか心配だ。

まぁでもこの容姿してて５年もフリーなら男の一人や二人出来ている方が自然ではあるよな。

つか髪下ろした方が明らかに可愛いな、それで攻略させてくれや。

カナ

いかにも経験豊富に見せかけて未経験、これはちょっと意外。

靴下を渡し、これを着用して勇気を出せと言うくだりは変態仮面を彷彿させる。

どうでもいい話だが、この子が休んで顔がニヤける主人公を見て、過去にオレのクラスメートが休んだ際に他のクラスメートが「やったー！フォーエバー！」と叫んだのを思い出して笑ってしまったw

最後にプレイしたシナリオなんだが、他の二人に比べて非常にパンチが薄いシナリオだったので残念。

このゲームにおける緩和剤みたいな役割のシナリオと言った感じなので、多分二番目にやれば丁度いいかも。

そうすりゃ最後の一人がバットかグッドか判別し辛いかと。

もしかしたらこのシナリオの最後に出てくる暗号紐解くと隠されたとてつもない事実が分かる、みたいな「意味が分かると恐ろしい系の話」なのだろうか。

ミク

こりゃえげつないサイコパスだね、たまげたなぁ。

言葉のアヤで主人公を惹きつけ、最後の最後にひっくり返して堕とすのはお見事、天晴れとしか言いようが無い。

陥れられて最後に押さえ付けられるシーンはSOW２のラストの「ダニエール！クソアマー！」を思い出してしまった。

意外にも経験済み、これは処女厨は相当に萎えたのではないだろうか。

オレも元々処女厨だった故、その時代に攻略対象が経験済みだったらショックを受けていたであろう。

だが経験済みと言うのは物語の伏線の為のモノであり、そうでなくてはこの子のシナリオが成り立たないがゆえに致しかない事かと思います。

ってかそれだけで女を判断するのは良くないぜ、そんな事で女の価値が下がる事など無いからな。

中々の地獄絵図シナリオだった、だがそれがいい。あまりの奇天烈なラストには声を大にして笑ってしまったよw

こいつ最初にプレイしたのはある意味勿体無かったかも。この超絶シナリオの破壊力が強過ぎて次にやったユリのシナリオの威力が低下してしまった感がある。

まぁユリと順番入れ替えても結局このシナリオでの衝撃が弱まるだけかもしれんが。

オレの攻略推奨順はミク→ユリ→カナだったのでラストに薄味が来る形になってしまいましたが、それでも存分に楽しませてもらった作品でした。

ライターさん、次回も期待してまっせ。

【カサブランカの蕾】攻略推奨順とレビュー【ネタバレ無し】