【バタフライシーカー】感想レビュー(ネタバレなし)と攻略推奨順。

シルキーズプラスＡ５和牛の【バタフライシーカー】をコンプしたので感想レビューと攻略推奨順を記載します。

ネタバレ感想は最下段に区分けしています。

ブランド：シルキーズプラスＡ５和牛

年齢区分：18歳以上

原画：羽鳥ぴよこ

企画・シナリオ：海原望

対応ＯＳ：Microsoft® Windows® 10 ・ Windows 8.1 ・ Windows 8 ・ Windows 7 ・ Windows Vista® ・ Windows XP ※日本語版

攻略推奨順

まずは個別ルートに行かないバッドエンド２つを済ませる。その後の三人娘は天童さん⇒氷室先輩⇒早乙女の順で進めるのがオススメ。全員のグッドエンドクリア後に自動でトゥルーに向かうルートが発生する。

三人娘の個別エンドにはグッドとバッドあり。各人バッドを見てからグッドを見るのがオススメ。

シナリオ　★★★★☆

心理描写、会話において無駄と感じる要素が無いので一度読み始めたらサクサク読み進めるだろう。

事件と推理も非常によく練ってあり感動もの。

また、日常的なテキストも大人な言い回しを楽しめたりする。何気ないシーンでも読んでて感心させられる場面もあったり。主人公の年齢にしては大人び過ぎてる感じはする。だがそれがいい。

尚、エンディング回収時にスキップする際に既読ごとスキップしてしまわぬ様に気をつけましょう。ぱっと見アイコンだと未読スキップか既読スキップか分かりづらく、ウッカリ未読文章も飛ばしてしまう恐れもあるので要注意。

あと、お得な情報を書いておきますぜ。

追加ＤＬＣコンテンツをダウソするには製品に記載されてるキーコードが必要なんだぜ。

知らずに売ってしまうとダウソ出来なくなるから注意。オレは売ってから知ったのでもうダウソ出来ず、畜生めがorz

よって当レビューは追加ＤＬＣ分は無しのものとなります。…気になるんで~~もっかいキーコード目的で購入してやろうかしら。~~

追加シナリオ目的でまんまと買いました。追加ルートのレビュー感想はこのページの際下段にリンク張っておきます。

グラフィック　★★★★☆

背景キャラ共に美麗。ロリ顔で頭はデカめだが身体はナイスバディというギャップがオレのマグナムを刺激する。

強いて言えばＣＧ表示で遠距離に居るキャラが若干ぼやけ気味になってるのがちょっと気になるかな。

サービスシーン　★☆☆☆☆

なんとたったの８シーン。

ちなみに一人８シーンではありませんぞ、全部含めた総数で８シーン。

攻略対象の娘っ子３人にそれぞれ２シーン、年ｍ…ゲフンゲフンっ。お姉さん方に１シーンずつ。

すっげぇ少ないけど、こう言うのありきのゲームでは無いんで特に文句を言うつもりは無い。

ただ、こういうのを期待して鼻の下伸ばしてる豚野郎紳士も居るとは思うので伝えてはおきたい。

サービスシーンには期待しない方がいいと。

このゲームではシナリオを楽しみましょう。

まぁサービスシーンってのはシナリオ途中に挟まれるとストーリーに集中出来ないからある意味少ないとそれはそれでありがたいんだけど、ただその反面やっぱスケベな所にも期待するオレがいる。複雑な心境ですな。

オレの中の精神部分は少なくていいと思っている様子だが、オレの中の男性部分はもっと見せろと囁いている様だ。

音楽　★★★★☆

暗めの場面の時に流れる曲がオレのビートを揺さぶった。

反面、逮捕時に追い詰めるのとかは微妙。けっこう曲による落差を感じる。

総評　★★★★☆

非常に面白いし中だるみしないので未プレイの人は手にとって見るといいでしょう。サスペンスものに興味が無いって人にもオススメ、人間ドラマな要素もあってジンと来るぞい。

バッドエンドも中々痛烈で重いので、バッドエンドカモンって人もやってみよう。

以下ネタバレ感想

↓

ネタバレ個人的感想

姉ちゃんの初回登場時にはてっきり亡霊や残留思念かと思ったが、そうではなく存命している加害者側だった。亡くなったと見せかけておいて実は加害者でしたってのはかなり衝撃を受けた。

天童さんルート。

オバハンの謎を解き明かした様に見せかけておいて実は見抜け切れてなかった。スッキリしたと見せかけてまだ裏がある。非常に上手い落とし穴でしたな。素晴らしい。

バッドエンドも痛烈で好きな終わり方。赤色の蝶にやられたらこうなっぞってのが伝わってくるのでなるべく早い段階で手を付けると犯人側の心情が伝わってきやすいかな。なので三人娘の中ではこのルートを最初に見ておくといいかと感じる。

グッドではオバハンの本質を見抜けて事件解決。バッドの後にやると再度スッキリで感動ものだ。

氷室先輩ルート。

「無理やり飛び込ませる」という選択肢を与えるとサイコ女と化し、それっぽい超理論を付き付けて来栖先生を自滅させる。うつ病の人間相手にムリ「飛び込もうぜ」なんて言ってはならないってのがよく表現されてると思います。

天堂さんと違ってエンド後に加害者と化し遠野くん落とされる。あの落とされる側の目線での絶望感ある描写、何となくスマブラで復帰阻止を食らった時の気持ちを思い出す。

サービスシーンにおいては遠野くん邪魔やで(激怒)。

ああいう密着系ってちょっと好きになれん、野郎が被さり気味なので肝心な部分が隠されるのよ。ちょっと主張しすぎやで。

まぁ互いに視力悪いのにメガネ外したから仕方ないんだけどさ。

羽矢ルート。

三人娘の中で一番シナリオ的にお気に入り。主人公との意外な繋がりで衝撃。蜘蛛による最後の被害者がオヤジというね。

ドアをブチ破って民家に侵入するってのは疑問に感じてたんだが、主人公の危機を感じてって言われて納得。「いくらなんでも容疑者ってだけで民家のドアぶっ壊さないよな～」と疑問に思ってたのよ。

まぁ映画とかドラマの刑事ならスグに頭に血が上って破るだろうけどね。ああいうハード目なデコスケって本当に居るのか？実際あんなノリで働いてたら懲戒免職になりそうなモンだが。

羽矢は昔の髪型の方が五割り増しくらいで可愛いと思うのはオレだけだろうか。回想ＣＧと普段の髪型逆だったら良かったのにね。ってかあの髪型でのサービスシーンオナシャス。

あとどうでもいいがオヤジのＣＧちょっとお気に入り。男泣きって感じでいいよね。ザ・40代って感じの渋みが出てる。

トゥルー

今度は遠因が変化することによって天堂さんの命が助かる。元を辿ればキッカケは股間にかかった栄養ドリンク。ほんと何が命を救うのか分からんものだ。現実でもこう言った事はありそう。

ちょっくら蜘蛛事件の真相とオレの予想のアタリハズレについて書いてみる。

・姉ちゃんはやはり赤い蝶により感覚異常を来たしていた。

これは予想通り。

・ホラー映画で見た虫が体内に入り込んで支配するという内容がフリになっていた。

これは予想だにしなかった。単なる日常シーンかと思ったらちゃんとフリになっていた。日常シーンもムダ使いしないで見せ所を作るってのは素晴らしいと思う。

・ガイシャの口に蜘蛛の編み物をぶち込んだのは体内に入り込んだ蝶を駆逐するためのものだった。

これも予想だにしなかったが、よく予測していれば気付けたかもしれない。姉ちゃん自体元々ホトケ相手にただ残忍な事をする様な人じゃ無さそうだし。

・血の臭いを嗅ぐと赤い蝶が見えて相手が狂ってるように見える。

気付かなかった。それゆえナプキン天童さんを見て発狂したにも関わらず、個別ルートでは普通に話してたのね。

・ブタ箱に入ってる最中の自傷行為はリュープリン注射の効果切れにより自身に女の子の日が来たことで赤い蝶が見えた事によるもの。だから三人娘の各ルートでは拘束されてたのね。

これはさすがに分からず。つかリュープリン注射なんて初めて聞いたがな。コレに関しては天童さんを見て発狂した理由が分からなかった人は把握出来ないだろう。

・~~姉ちゃん、親父により操られてた。親父、~~蜘蛛の編み物を姉ちゃんから分けてもらい別の犯行の罪もなすり付けられていた。
↓
姉ちゃんをそそのかしたのが父親だと見せかけていた事が判明した際にはこれって実は市長の仕業なんじゃ？とプレイ中に思ってたら的中。

ただ実行犯は他に居た模様。…結局こうなるんだったら羽矢ルートで見捨てれば良かったんじゃね？

どの道柊木さん亡くなるし、市長のデビルチルドレンどもに拷問されるよりは楽に逝かせてくれただろうし。

そういや結局の所遠野くんってトゥルーだとドゥー貞なのね。

でも塀の中の姉ちゃん意外に女を作ろうとせずに一途に想い続ける超カッコいいドゥー貞だと思います。感動した！

あと、先生の「はい、脱線しない」ってセリフは何か印象に残ってる。

ここ最近のギャルゲは本編から脱線する事が多いのだが、この先生は優秀らしく二言脱線しただけですぐに察知して元に戻して下さった。

妙な脱線を避けて本題に専念させてくれるのは読み手として非常にありがたい事だ。

このゲームにほぼムダだと思う余計な蛇足場面が存在しないので中だるみ等は一切せずに終始楽しめた。やっぱ不要なテキストが無いってイイよね。重要かつ必要な事だけ書いてくれるのは本当にありがたい限りだ。

【バタフライシーカー】感想レビュー(ネタバレなし)と攻略推奨順。