【スマブラＳＰ】飛び道具を用いた【ガン待ち】は卑怯じゃないと思う。

飛び道具を用いて遠距離から弾幕を張って相手を寄せ付けずに接近戦を避ける、いわゆるガン待ちと言われる対戦ゲームや格闘ゲームでのプレイスタイル。

よく陰湿とか姑息とか言われるプレイスタイルだが、個人的にはそんな事は無いと思います。

しかし飛び道具による待ち戦法に対して否定的な人も多くいらっしゃるのも事実。

この記事は飛び道具を駆使した待ち戦法に対してマイナスイメージをお持ちの方に飛び道具持ちがどの様な立場かを考えて頂ければと思い至り自分の考えを記してみました。

尚、自分はどちらかと言うと近接キャラを好んで使います。なので決して飛び道具使いを贔屓目に見た意見ではございません。

このページの目次

キャラの特性を活かしているに過ぎない。
飛び道具を持たないキャラにはそれ以外の強みがある。
皆接近戦キャラばかりだったらそれはそれで退屈ではないだろうか。
イヤがらせを主目的とした飛び道具はよろしくない。
上司にやったらアカン。
まとめ。
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キャラの特性を活かしているに過ぎない。

まず声を大にして言いたいこと。

使えるもん使って何が悪い。

チートなどの不正改造ならともかく、そのゲームに最初から備わっている武器使って戦って何が問題あるのだろうか。

画面内にあるモンで戦ってる以上ケチを付けるべきではない。文句があるなら対策して打ち破るべし。

そのゲーム内にあるあらゆる手段で戦うからこそ戦略や戦術の幅が広がるというものではないだろうか。

飛び道具を持たないキャラにはそれ以外の強みがある。

飛び道具を持たざるキャラを使用しておきながら飛び道具に対して文句を言うプレイヤーは一定数存在する。

そしてその様な人間は接近戦をしない事を邪道として捉え、接近戦を強要したり飛び道具の存在自体を否定したりする。

しかし、飛び道具を持たない近接キャラには飛び道具使いには無い強みがある。圧倒的なパワーだったり、目にも留まらぬスピードだったり。基本的に道具持ちよりも近寄った際の性能は高く設定されている。

なので近接キャラが飛び道具使いに「飛び道具禁止な」というのはそれはそれで卑怯なんじゃないだろうか。様は自分の土俵で戦えってんだから。

近接しか出来ないキャラに遠距離タイプがわざわざ寄っていく利点なんか無いし、寄る必要も無い。近接キャラは接近したら強いんだから、その分遠距離で弱いのは当然。近い距離で強いキャラもいれば遠い距離で力を発揮するキャラも居る、それによってパワーバランスが取れている。そして自キャラが優位な位置を陣取ろうとするのは互いに当然の事。

なので飛び道具持ちに対して「自ら来い」ってのはちょっと無茶な要求なんじゃないかと。

皆接近戦キャラばかりだったらそれはそれで退屈ではないだろうか。

接近戦同士でゴリゴリと戦うのは正直楽しい。スピードキャラ同士なら高速の攻防が疾走感があって楽しいし、パワーキャラ同士なら拳一発のヒリヒリとしたスリルを味わえる。

全体的にテンポも良く、見ている者にも魅力的に映るだろう。

しかし、そればかりでは単調ですぐに飽きてしまう。色々な種類の戦い方があるからこそ多種多様の楽しみ方が出来るのではないだろうか。

飛び道具を用いた敵を寄せ付けない立ち回りというのも見事だし、実際にやってみると楽しかったりする。オレの弾幕スゲー、みたいな感覚で酔える。近寄れない相手を笑うとか、そんな邪悪な畜生感覚ではなくゲームとして普通に面白い。

近接キャラ一辺倒の人は一度使ってみるとその良さが分かると思います。

イヤがらせを主目的とした飛び道具はよろしくない。

飛び道具を使って相手を寄せ付けないこと自体には全く非はありませんが、近寄れない相手を嘲笑うのは如何なモンかと思う。

相手を困らせたり不快感を与えることに喜びを抱いているヤツは悪趣味な変態というか、どんな環境下で生きてきたらイヤがっている人を見て楽しいなんて感情が湧くのだろうか。こういうヤツが一定数居るから飛び道具に対してよりマイナスの印象が強まっている部分もあるだろう。

勝つことを目的として飛び道具を使うのと、相手に対するイヤがらせを目的として飛び道具を使うのは少し違うと思う。

まぁ単なる感情論なんですがね。どうゲームを楽しもうと個人の自由なのであまり強く否定はしませんが、個人的にはその様な負の感情でゲームをするのはあまり好ましくないと感じる次第であります。

イラついている相手を見るのが好きで飛び道具を使うのも一応悪い事ではありませんが、喜んでいる事が相手に伝わると間違えなく反感を抱かれるとは思うのでそこは気をつけたほうが良いかと。特に煽りとかは最低の愚行なので控えましょう。

上司にやったらアカン。

ここまで読んでいただいてガン待ちや飛び道具を駆使する立場に対する見方を変えてくれた人が居てくだされば書いた身としても大変喜ばしいのですが、上司や取引先の相手などとの接待プレイでこのガン待ち戦法をやるのは決してオススメしません。むしろやっちゃアカン。

いくらゲーム的に筋が通っているとは言え、やられて心地良いというモノではありません。上司にやったらストレスでハゲあがってしまい、それによって降格される恐れアリ。取引先の顧客にはブチ切れられて取引破談、となるやもしれませんのでくれぐれもご注意を。

まとめ。

飛び道具でのガン待ちは胸張ってやって良いと思う。

近接キャラの人は弾幕を掻い潜って近寄れば楽しい時間が待っているので頑張って近寄りましょう。そこに至るまでの道のりで文句を言っては飛び道具使いの立場がありません。

弾幕をしっかり張っていただいた上で近寄ってボコるのが接近戦の花形だし、それを阻止する老獪な立ち回りこそが飛び道具使いの見せ場。互いにいがみ合う事無く、互いの長所を押し付け合えば良いと思います。

どっちも仲良くしようず。

ナンパ男のテレビゲーム感想ですよ。