【素晴らしき日々】ネタバレなしレビュー感想。
ケロQの【素晴らしき日々 〜不連続存在〜 】コンプしたのでレビュー書いてきます。
ネタバレは最下段に区分けしています。
あと未プレイの方が読まないほうがゲームをより楽しめそうな細かい考察部分も区切っておりますので安心してご覧ください。
タイトル:素晴らしき日々 〜不連続存在〜
ブランド:ケロQ
年齢区分:
プロデューサー: すかぢ
原画:籠目 基4% 硯 karory
シナリオ:すかぢ
対応OS:Windows Me/2000/XP/Vista
シナリオ ★★☆☆☆
序盤は苦痛。
一つ一つのやり取りが無駄に長く、テンポの悪過ぎる日常シーン。
こいつら(ゲーム内のキャラ達)同じ話題でいつまで盛り上がるつもりだろうか、さっさとストーリー進行してくれ。
しかもタラタラ長いだけで無く、つまらない上に寒々しい陳腐な表現の数々。
キャラ同士が言い合いを始めたら中々終わらない、あー言えばこー言うの繰り返し。
RPGでやたらと時間のかかる上に逃げられないザコ戦やってる様な感じ。
読んでて相当フラストレーションが溜まるテキストなのではないでしょうか。
中盤からは完成度は高いが人を選ぶ。
物語全体で見ればその完成度は高く、相当に緻密な伏線を張られています。
非常に細かく作りこんであると感心させられます。
ただ読みづらさが尋常じゃない。
哲学的表現を多用したテキストは読むのも一苦労です。
逆に言えばそういう小説的な変わった言い回しが好きであるならハマるでしょう。
そして苛烈な表現が多々あります。
スプラッター系であったり、いじめ描写、エグい表現などなど。
あとは長い、とにかく長い。
この長さに対し、好感を得られるかさっさと終われと思うかで評価は変わってくるでしょう。
ただ完成度は高いのは確かなので、相性が合うユーザーなら満点クラスの満足度にもなり得る力は持っている作品かと思います。
グラフィック★★☆☆☆
背景は良さげだがキャラ描写にアラを感じる。
細すぎる。
体型のバランスが取れていない気がする。
腹回りなんかは桐谷◯玲レベルのヒョロヒョロ具合だが、太ももにはまぁまぁ肉があるゆえ非常にアンバランスかと。
その肢体すらもCGによって太さ変わってきます、モノによっては棒人間レベル。
全体的に貧相な感じが否めない。
違和感がある所も。
四つん這いになった描写で脚の付け根が変な膨らみをしていたり、指が変な方向に曲がったり、ちょいちょい描写崩れが見当たるかな。
モブキャラの立ち絵に至っては露骨に手を抜いている為、人型の紙細工の様になってしまっている始末。
一見美麗だがちょいちょいアラが目に付きました。
キャラの頭部は上手な感じするので、もう少しボディバランス改善すればいい感じになりそう。
サービスシーン ★☆☆☆☆
超絶アブノーマルかつ、悪趣味なシュチュエーションエロスの数々。
超絶、人を選びます。
これもシナリオ同様、人によっては★5かもね。
まともなシーンも少数あるけど、基本ヤバいのが中心のラインナップ。
一応ネタバレを最小限にする為にダークサイド方面中心とだけ言っておきます。
こりゃオカズに使うのはハードル高そうだ、たが逆に言えばマニアックな人には豪華絢爛かもしれないね。
ノーマルなギャルゲーマーが望むシーンはほぼ皆無、イチャラブ目的で閲覧したら地獄見せられます。
音楽 ★★★☆☆
効果音が不自然。
効果音の音量がムダにデカく、不意打ちでいちいち驚かされる。
これビビり芸人なら間違えなく飛び退いてるレベルなので、プレイするのであれば効果音量を調整して下げ気味にしておくこと推奨。
ちょいちょいモブキャラの声優にメインキャストを使い回している模様。
悪い事とは思わんがもうちょいメインキャラとの違いを見せて欲しかった。
モブが喋ってる時にどうしてもそのキャラがフラッシュバックしてしまうので違和感が半端ない。
BGMに関しては特に筆答することなし。
ぐっとくる系シーンで流れてたピアノ調のやつは好き、ただそれだけ。
ここから先は総評となります。
ネタバレはしませんが、ここから先は読まない方がより本編を楽しめるかと思います。
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総評 ★★☆☆☆
超、人を選ぶ作品。
先も申した様に完成度そのものは高いし、好みであれば屈指の名作にもなりうる作品です。
個人的には不満点が多く残るため総合的に見ると好評ではありません。
まず蛇足な日常シーンと余計な言い回しが余りにも多く、段々プレイするのが億劫になってきます。
それによりゲームそのものへの印象が悪くなってきます。
オレは半ば魂抜けた状態でプレイしておりました、完全に眠気との格闘しながらのクリック作業状態。
あまりにしんどかったんで、ドラクエ3の勇者は疲れ切ってしまったを思い出した位です。
序盤はあまりにもクソ長くて退屈なんで、エアバイクなどを漕ぎながらプレイするといいかもしれません。
それぞれ片手間で出来る、故にちょうどいい塩梅で釣り合いが取れます。
それ位の退屈テキストのせいでキャラへの感情移入が出来ない、これによって物語への感情移入も出来なくなる。
そしていざストーリーが進行しても冷めた目線で見てしまい、本編もマイナスの目線でみてしまいがち。
これによって本編前の日常シーンがいかに大切かを思い知らされた作品でした。
デートして悪印象を抱いた男に対して股を開かない女はこんな気持ちなんでしょうね。
オレ自身、粗悪な日常シーンをダラダラやられるよりもさっさと本編に進行してくれるゲームの方が好き。
そう考えると、ダラダラとつまらんと感じさせるデートを長引かせても逆効果になりますね。
長ければイイってもんじゃない。
それを改めて学習させてくれた作品なので、ある意味感謝はしております。
あとどうでもいいが、ショートカットのアイコンがマキバオーに見えてしゃあない。
以下ネタバレ感想
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ネタバレ個人的感想
各章感想素晴らしき日々
Down the Rabbit-Hole
やたらとメタ発言全開で寒々しいし無駄に長い。
この話の展開の遅さよ、たかだか弁当一つ渡す位で何クリックさせられたのだろうか。
こりゃ本当にエグいね。前評判でテキストの読み辛さについては耳に入れていましたが、こちらの想像を遥かに超越していらっしゃったよ。
日常シーンが展開を先に進める為の苦行としか思えません。
開始数時間で最早グロッキー状態、すごく…辛いです…。
プレイしていて眠気を誘うもんだから、それ我慢してたら頭痛がしてきた。
これ頭痛持ちなら分かると思いますが、眠気との格闘を長々と続けていると頭痛が発症するのですよ。
半死半生になりながらも、何とか読み進めていたらいきなり銀河鉄道に乗り出す妙な展開に。
この鉄道に乗った際のわけ分からん言い回しにはワイ、イマイチついて行けず。
この展開は銀河鉄道読んだ事無い人には全く伝わらんのではないかな。
「銀河鉄道?読んでて当然だろ?まさか読んでねぇのかよwプププw」とでも言いたいのだろうか。
こういった、本を読まん人間に対する配慮の無さには関心しませんな。
ライターの「変わった言い回ししている俺凄いでしょ?」感がテキストから滲み出ている。
教養と表現力をひけらかすかのような、嫌味ったらしいし自己満足感が半端なく伝わってくるね。
理解できる人には理解できるんでしょうねー(棒読み)
プレイ初日でオープニングムービーまで進めたが、もう限界。
このルート終了までは冒頭という事もあり、大した楽しさは見出せませんでした。
テキスト内に「につまんねー素人が書いた小説」、とあるが、今まさに読んでいるこれこそがそのつまんねーテキストに他ならない。
よほど博識アピールでもしたいのだろうか、ライターの教養をひけらかす様な本編に関係無いトリビアの数々にはイライラさせられる。
早よ本編に進んでくれや。
風呂敷ばっか広げて回収しきれない様なシナリオライターではない…か。
エラい大きく出たなぁ、その割には日常会話をムダに引き伸ばしているようにしか見えないけどなぁ。
と思いきや終盤からの展開は狂気系ミステリーはちょっといい感じ。
とは言え、ここまで読み進める内にテンションがだだ下がりの状態だったので楽しむ程の余裕が無かった。
終盤だけで見ればそこそこのものだったのに、完全に前半の日常シーンが足を引っ張ってしまっています。
あとキャラが好きになれないが故に感情移入も出来ていなかったってのもありますね。
うるさいだけで面白くもなんともない、これではいざ事が起きてもプレイヤーの感情は動き辛いのではないでしょうか。
It’s my own Invention
日常シーンのメタメタしい発言や妙な回りくどい言い回しは相変わらずだが、この章では比較的さっさと本題に入ってくれて良かった。
一章もそうすれば良かったのに。
ただ本題に入ろうとも哲学的表現が度が過ぎる為、くどさが残る作りになっている。
単純に読んでて疲れる。
城山のキレッキレの肉体には笑ってしまったw
ここに来るまでガリガリ男子ばかりの中、一人トップアスリートも真っ青の肉体をしていらっしゃるw
しかもこんな筋肉を持ちながらチビヒョロに喧嘩で負けたり、華奢な男に肩パンで殴られて顔を歪めたり。
いやいや、あり得んでしょ。殴った方が折れるよ、こんな鋼の肉体。
こんな極端な描写があるから「使えない筋肉」と言う都市伝説が広まるんだよなぁ。
これはあくまでファンタジーに過ぎない訳で、リアルでは到底あり得ない。
人間が火を出したりする位に非現実的なもんです。
なのに世間では筋肉マッチョ=弱いって印象が強く根付いている、これは何故だろうか。
間宮の脱がせるテクニック、これナンパのグダ崩し(いやらしい行為を拒否る女を口説き落とし、いやらしい行為に持ち込む事)の参考になるのではないでしょうか。
理屈を突き付け、自分のペースに持って行き、相手を操作する。
グダ崩しのみならず路上ナンパや怪しいキャッチの常套手段ですね。
リアルで女に対してこれだけ口が回るのであれば脱ドゥー貞は容易かと思う。
性的イジメのくだりの気持ち悪さは尋常じゃないもんがありますね。
悪ノリが過ぎるとはまさにこの事、ココ○コ遠○じゃないんだから男で発情すんなや。
ってかこれをシーンとしての括りに入れるってどういう事よw
まさかオカズに使う奴が居るとでも思うんだろうか?
音速一歩手前の高速ピストンには笑ってしまったw
ガキ使でHGがやっていた「腰が早すぎてゆっくりに見えるのだ」を思い出してしまった。
Looking-glass Insects
ざくろがアラサーのストーカー男に対して嫌悪感を抱いているが、自分がそれと似たような事をやっておきながら、片思いの乙女ぶっているシーンはいかにも女のいやらしさ全開。
私は恋する乙女だからストーカーも許される、でもリーマンのストーカーは気持ち悪い。
この様な自分にとってばかり都合のいい解釈の仕方は女ならではのものではないだろうか。
しかし中々の胸くそ展開ですわ、これ正史の方はホント救いようが無いね。
結局こやつらが転落する理由となった転生前の記憶とやらはどうなったのだろうか。
マスターの外見には度肝を抜かれた。
キレッキレの肉体を持つチャイナドレスオネェ、しかもスリットの切れ目からパンティが。
小洒落たバーと見せかけてのまさかのオカマバーとはね。
この章は胸くそ展開とスッキリ展開がそれぞれに分かれているのだが、先に希実果ルートやったから後味悪くてしゃあない。
二章もそうだが、性的なイジメってのは相当に気分を害するもんだね。
このシーンでー捗るのであれば流石に変態としか思えない。
以前に単語として出ていたアタマリバース、これ飛び降りの事かと予想していたがハズレてた。
結局こいつらの自害の真相ってなんだったんだろうか。
Jabberwocky
この辺で物語の全容が明らかになってくる。
それぞれが別々の主人公と見せかけて実は同じ肉体だった。
なるほど、そんなギミックだったのね。
皆守と由岐の行為はどう成立してるのだろうか。
傍目から見れば床に必死こいて腰をすり付けてる様な感じだろうか。
バーの店長はなぜオネェと化したのか少しだけ気になったが、そこは想像にお任せなのかな。
娘失ったショックで頭をやられた結果、無我の境地に目覚めたのだろうかと個人的には解釈しとります。
ラストには本当にガッカリさせられた。
え?これで終わり?と思うような半端な終わり方にはガッカリだぜ。
ここまで頑張ってプレイしてきたのにこういう消化不良エンドかよorz
実は永遠に繰り返していて進んでいない、尚且つこの先も無限に一定の地点から7月20日を繰り返している。
そんな認識でおけー?
全部パラレルワールドであり、プレイヤーとしての視点は主人公そのものという意味合いなのだろうか。
これはルート分けしている従来のギャルゲーのパラレルワールド的な要素に対する皮肉と言ったとこだろうか。
個人的に素晴らしき日々ルートが中々良かった為、終の空2は蛇足感が否めない。
音無の発言の伏線回収のために必要だったんだろうけど、それも結局煮え切らない終わり方がイマイチスッキリしない。
まぁどのみち細かく考察するのも疲れた、この作品に至ってはもう限界ですわ。
終始テキストが読みづらいったらない。
次は頭使わん作品プレイしたい、そう思わせるゲームでした。
もっと読みやすいテキストで、オチが素晴らしき日々エンドで終わる作りだったら普通に好きな作品になったかもしれないなぁ。
英語の章ばかりなのだが、この中にWhat a dayとか混ぜても違和感なさそうだ。
その章を回収し、
なんて日だ!+素晴らしき日々=なんて素晴らしき日々だ!
などという下らない事を考えてしまった。
最後にサービスシーンの感想について。
超絶マニアックなシーンの数々。
・女3人で入浴
・百合
・羞恥プレイ
・男の娘にさせられの性的イジメ
・物体との行為
・野外露出
・近親もの
・ふたなり
・集団暴行
・イジメによる強制撮影及びそれを販売
・野外露出強要イジメ
・無理やり犬と強要
ロクなもんじゃねぇな。
書いるだけで気分を害するレベルです。
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