【いもうと～蜜壺・完全版～】感想レビューネタバレなし。

【いもうと～蜜壺・完全版～】をコンプしたので感想レビューとレビューを記載します。

ネタバレ感想は最下段に区分けしています。

ブランド：スナック・ファクトリー

年齢区分：18歳以上

原画：瑳々

シナリオ：短編工坊 / ニコチュウ（仮） / びんぼうくじ

音楽：shibahiro、村岡さん（ぉ）

対応ＯＳ：WinXP/Vista/7

シナリオ　★★★☆☆

愛情と狂気を感じさせるシナリオ。

妹の向ける愛情と誘惑に揺らぐヘタレ兄貴である主人公の迷走と、妹の狂愛を描いた作品。

非常に昼ドラっぽいね。

まぁ、オレは昼ドラ見たこと無いんだけどね。

グラフィック　★★★★★

やや古風な感じだが、古臭いという感じはしない。

ムチムチボデーがたまらんばい。

無印から一新されているらしいが、公式の比較画像を見ても眼球以外の変化は分からない。カラコン装着かな？

どうでもいいがオレ個人としては眼球は旧作版のが好き。

コンプしていなくともギャラリーが開放されているのも魅力の一つ。

本編で閲覧済みのCGは回想シーンでいつでも見られるので変に焦らされることなく楽しめます。

サービスシーン　★★★★★

トータル２２シーンで満花(妹)１６、節子(母)４、コンビ２。

数も質も申し分ないかと。

ギャルゲには珍しく挨拶の出来る主人公らしい。

この意味が分からない人は【ゴム付けない挨拶】で検索して頂ければ分かります。

誤爆しちゃったらヤバいから対策はしておこう、そんな様子が見られる。

なんとなく致している事に対しての現実味があるので、リアリティを追求する人に向いているかと思います。

ただその反面、バンバン出すのがお好きな人にはちょっと物足りないかもしれない。

ヌメヌメ動くアニメーションも素晴らしい。滑らかで艶かしい。

ただ効果音のペチペチがアニメーションの動作と一致していないのは少々残念である。

尚、CG回想画面でアニメーションのみの再生なんて事も出来るのでお手軽に動画を楽しむことが出来るという点も魅力の一つ。

音楽　★★☆☆☆

さほど重要視されていないのだろうか、音楽が活きていると感じる場面はほぼ皆無。

核となるシーンにおいては無音でお送りされる。

緊迫感がある様にも見受けられるし、ＢＧＭ面に力が入っていないとも見受けられる。

総評　★★★★★

サービス旺盛な昼ドラっぽいお話。

基本的にサービス中心のゲームだが、トチ狂った場面が見受けられるシナリオも中々のもの。

頭と下半身の両方が刺激される作品だと思います。

完全版によるサービスシーンの増量、そしてエンディング分岐の追加はまさにスケベストと呼ぶに相応しい。

まぁオレは無印版やったこと無いけどね。

以下ネタバレ感想

↓

ネタバレ個人的感想

一本道ルートだった作品のリメイク版らしいのだが、正直どれが真ルートなのかは分からない。

どれも何かを得て何かを失っている感じがしてトゥルーっぽさを感じさせるものは無い。

次回作があるのでそれを手にすれば分かるかもしれないね、ちょっくらやってみますか。

主人公に関してはは男ならではの愚かさがうまく表現されててよろしい。

・婚約者がいるクセに他の女にうつつを抜かす。

・婚約者を裏切れないと思いつつもズルズルと誘惑に流される。

・自分で妹との爛れた関係を断ち切ったつもりが、妹が他の男に口説かれただけで嫉妬する。

・自分は女を都合良く扱いながらも愛想を尽かされると傷つく。

・相手を思いやる気持ちはあるが中途半端、それが裏目に出る。

独占欲を持ちながらも中途半端な情を持ってしまったり、女に対して未練がましくなってしまったり、誘惑に屈してしまう様子はまさに男そのもの。

この精神的な弱さがあってこそ成立する物語だと思うのでオレは好きよ。それに若干気持ちも分かるっちゃ分かるし。

この辺は本当に男ならではの愚かさが上手く表現されてると思う。

下手なオラオラ野郎なんかよりもよほど男らしいなって感じる。

多分リアルの恋愛でヘタこいた経験のある人はちょっと共感できる部分もあるんじゃないかな。

一方、オカンの快楽落ちまでの流れが少々無理があるようにも見受けられる。

根がしっかりしてそうなのにも関わらずアッサリ陥落し過ぎじゃないかな。

満花と血が繋がってるから潜在的にそう言った面があったと解釈すれば説明は付くかもしれんが、それでもちょっと苦しい気がする。

次回作として【いもうと～蜜壺・第二章～】が出ております。

レビューはコチラ。

よろしければ読んでくだされ。

【いもうと～蜜壺・完全版～】感想レビューネタバレなし。