【家の彼女】感想レビューと評価。総プレイ時間も。

【家の彼女】コンプしたのでレビュー書いてきます。

ネタバレ感想は最下段に区分けしています。

ブランド：Argonauts

年齢区分：18歳以上

企画、原案：呉

原画：やまかぜ嵐

シナリオ：木葉尽

音楽：project lights

対応ＯＳ：Windows 10/8/7（日本語版）

シナリオ　★☆☆☆☆

プレイ時間

わしの駆け足気味プレイで４時間ほど。アフターは10分前後で終わるかと。

ゲームの内容

公式のコンセプト通り、特別な展開には至らずにただシンプルに恋愛をしていくというもの。終始ほぼずっとイチャラブ＆主人公の会社通いが続いてく。

本当に特に大きな出来事が起こらずに彼女と過ごしていくだけなので、メリハリのあるシナリオを期待している人や刺激が欲しい人には一切向かないですね。

クスっと笑えるとの事だが、個人的にはちょっと笑えなかった。というかむしろ苦手だった。

大半のパロネタが伝わってこない。おそらくオレでは年齢不足(アラサー)なのが原因だろう。もっともっと上の世代なら多分知っていると思うネタなので「クス」っと来るネタかもしれない。

と言っても無作為かつ突拍子も無くただ単純にパロネタ乱用しているだけなので、例え元ネタを深く知っていても抱腹絶倒という事はないと思う。あくまでクスっと来る程度でしょうね。

特に会社の同僚なんかは完全に酔っ払いのノリそのもの。飲み会とかでウザ絡みされているような感覚すら覚える。故に自分はとてもしんどいと感じた。

グラフィック　★★★★★

個人的にはこのゲームの唯一の見所と感じる。キレイなお顔に艶かしい肌、たまらんばい。

この身体、オレ自身が手に取った唯一無二の理由である。それ故に痛い目を見たが。どう痛い目を見たかはサービスシーンにて記載。

サービスシーン　★★☆☆☆

一応全部で１０シーン。※ただし１ＣＧに付き１シーン扱いである、１夜に付き１シーンという区分けではないので注意されたし。

なので実質的なボリュームとしてはさほどでもない。

公式のコンセプトには大いにエッチって書いてあったけど、特に「大いに」って事はないと感じる。

シーン突入までにかなり時間がかかる(オレは２時間かかった)ので焦れるかと思います。ドスケベしようやってマインドのオスにはじれったいかと思う。

一応コンセプト上では「彼女と親しくなっていく過程を大切に描く」との事なのであまり文句を言ってはならないのかもしれないが。

さっさとシたい、たくさんシたい、と願う身体目的の人のニーズには応えていないらしい。あくまで雰囲気最優先。

なので肉欲で見ているオレみたいな身体目的タイプの人間はきっと「焦れまくった上にさほどシーン数が無いじゃないっすか」と痛い目を見るだろう。

あと二重音声になったり、音声にエコーがかかったりするのがかなり煩わしい。

音楽　★★☆☆☆

シナリオと同じく特にコレと言ったものは無い。

若干良さげなのもあるにはあるが、同社の過去作のモンを使いまわしていらっしゃる。

総評　★★☆☆☆

公式のコンセプトを踏まえ、自分が感じたのは以下の点。

・彼女との普通の日常を大切に描いたものの、恋仲になるまで時間は要するし結ばれるのも焦らされる。

・(ネタを知っていれば)クスっと来る(かもしれない、個人差があります)

クスっと笑えると言っても、パロネタの世代や登場人物のノリと自分自身が合わないとツライ。イチャラブ目的とは言え、彼女との相性が合わなければそれも辛いモンがある。

未プレイでこのゲームに期待を寄せている人はあらかじめ体験版をやってから手に取る事を強くオススメします。彼女や同僚達とフィーリングが合わなければツライ時間を過ごす事になりますので予防策として。

まぁ抱き枕１つ分の値段でタペとこのゲームが付いてくるのであれば良心的な価格設定では無いかと思う。抱き枕の相場で３点セットなので割とお得かと。※このゲームの総評には抱き枕の評価は入れていない、あくまでゲームのみでの評価。

最近こういった「抱き枕と共にどうぞ」的な作品は増えているんだけど、作品か抱き枕のどっちが主に売り込みたいのだろうか。

以下ネタバレ感想

↓

ネタバレ個人的感想

やたらと笑わせようとしているワードを強調文字で書くのが何か冷める。こんな文字ですな。この作品をプレイした人はちょいちょい目にしたはず。

なんか露骨に「上手いこと言ってるでしょ」「どう、面白いっしょ」感が出てるのがどうも受け付けない。ご自慢の例えボケもお世辞にも上手い事とは言い難い。

そもそも強調文字の使い方が間違ってる。あれはサイトや教科書などで特に重要だから目を通しやすいようにする為にやる手法なんすよ。あまりにも長文だと見づらいからという配慮ね。長文だとどうしてもナナメ読みしてしまいがちなので見落としてしまわぬようにというね。

１クリックで切り替えて読み進めていくテキスト方式でやる為の手法では無いと思われる。ギャルゲ等のテキスト方式なら二行そこらだからユーザーはナナメ読みなんかせずに必然的に全文字を読むはず(面白ければだが)

それか、ナナメ読みの様に読み飛ばされる事を想定したレベルのテキストだという自覚があるのかな？だからああやって面白いことを言ったつもりの部分を読んで欲しくて強調しているのだろうか。

本当に上手いことを言っている、面白いことを言っている、そこを着目させられるテクがあるのであれば強調などしなくてもちゃんと読者は拾ってくれるはず。と言ってもオレのここまで書いた文章もきっとナナメ読みされているだろうけどね。

このシリーズって最近見かける様になったヒロイン分割方式ではないかな？本当ならフルプラで出せるであろう設定なのだが、あえてヒロインを分離させてシリーズ化させることでフルプラよりもちょっと単品価格を高めに設定するという手法なのだろう。

まぁユーザーからすれば攻略したくないヒロインの作品は買わないという手があるし、もし抱き枕なしで全部買うというユーザーが居ればメーカー的にはフルプラのモノを売るよりも得だろう。アレ単品購入だと店舗特典何も付けないしね。

ママ奴隷というシリーズが同じ手法を取ってる模様。もっとも、アレよりは大分良心的なので比較するのは失礼かもしれないが。

【家の彼女】感想レビューと評価