会社や職場を辞める時に暴言などを吐くリスクについて。

勤めている会社や職場などの勤務先から辞めるなどして離れる場合、溜まっていた鬱憤や自分の中で押し殺していた【言いたいこと】を爆発させていいのか。

そしてそれを暴言として発してしまった際に生じるリスクについて話したいと思います。

もう辞めるから最後に爆発すべきか？

二度と通わない職場、もう会う機会の無い人間たちなのでラストに一発でかい暴言を吐いてやろうか。

そう思う人は少なくないと思います。

そこまでではなくとも、これっきりなのでいい加減な態度で臨むという人も多数いらっしゃるかと思います。

一見すると、ここで今まで言いたかった文句や、溜まっていた不満をぶちまけても良さそうですよね。

今まで堪えていた分を一つ一つぶつけてやる…これはパワハラの分！これはサービス残業の分！って感じで。

ここぞとばかりにぶつけてやりたい気持ちになるでしょう。

ですが、それを行うには実は相当なリスクが付きまとうのです。

退職直前の爆発をする事によるリスク。

辞める際に爆発してしまった事によって生じる、リスクやデメリットを並べていきます。

言われた側も【キレる】可能性アリ。

言う側も堪えていたもをぶつける訳ですので、当然言われた側は多大なるショックを受けるでしょう。

そして、言われた方も何かを堪えてい仕事をしている(そりゃ辞めたくなる人間が出るような職場なので)だけあってストレスは溜まりに溜まっているでしょう。

そんな鬱憤の溜まっている人間に対して刺激してしまえば、向こうも爆発する可能性は十分にあります。

そしてお互いに怒りのメーターは振り切れているので、最悪互いに手が出ます。

そんなことになったら最悪大怪我をしてしまったり、あるいは逮捕されることにもなりかねません。

暴言を吐いた人と今後同じ職場になる可能性もある。

これはあまり想像したくも無いことですが、その職場で言いたい事を言ってしまった相手と後に同じ職場になることもあり得ます。

そんなことになったら本当に働き辛いでしょう。

ただでさえ何か言ってやりたい程に嫌いな人物である上に前の職場でボロッカスに言ってしまっていたらもう最悪ですね。

今後の関係なんか想像すらしたくないレベルでしょう。

職場でなくとも、どこかで会う可能性はある。

もし近所に住んでいるのであれば、どこかで遭遇してしまう事もあるでしょう。

筆者も休職中に何人かと遭遇しました。

たまたま善良なタイプの同僚だったので難を逃れましたが、もしこれが気まずいタイプの人間であればもう最悪ですね。

辞めたり離職する直前に暴言を吐いた人と遭遇しようもんなら何言われるか分かったもんじゃありません。

これら以外にも他にももっと想定できるリスクはありますが、辞める前だからと言って必ずしも言うだけ言って終わりという訳ではないという事は想定しておいたほうが良いです。

辞める前に【言ってやりたい】ことは多分誰にでもある。

結局筆者は休職をしたまま退職と言う形になってしまい、何も言わずに職場から消える事になりました。

多分現場から見たら神隠しみたいに見えたでしょう。

言いたい事も言えずに退職をしたのです。

その当初は思いました。

あの時ああ言ってやればよかった。

どうせ辞めるなら好き放題言ってやれば。

など、好き放題言ってから辞めればなぁと。

辞めたら本当に会社の人と会わなくなりましたね、今までの関係全部白紙。いい顔してきて何とかやり過ごしてきた人間関係も全てムダだった。

ですが、今にして思い返せば言わなくて正解だったと思います。

もし言っていれば上記の様なリスクを背負うわけだし、なによりもう会わない相手をねじ伏せる事に意義は無いのだと思います。

どんなにムカついていた相手でも、しばらく経てばどうでも良くなります。

嫌いとかではなく無です、何の感情も抱かなくなります。

そういやあんなヤツ居たな

って位にしか思いません。

心底どうでも良くなります。

そのような今後の自分の人生において脇役にすらならない様な存在感皆無の人物を叩き伏せるために心をすり減らしたり、リスクを負ってまで言いたいことを言ってやる必要は無いかと思います。

まとめ

もう会わないのであれば、最後に追撃などする必要はありません。

言ってやりたいって気持ちも分かるし、筆者自身未だにちょっと言ってやっても…って気もしますが、今後の人生に響く位なら黙って離職した方が賢明です。

会社や職場を辞める時に暴言などを吐くリスクについて。