【有給】について思ったことや、その実態について

【有給】について思ったことや、その実態について

 

有給が取れない会社は未だ多々あります。

 

オレの会社も一応取れなくはないがなんとなく取りづらい、取ったら睨まれるような雰囲気を醸し出しています。

 

 

周りに迷惑がかかる、そう言ってあまり使えずに切り捨ててる人が多くいます。

 

このように周囲の目を気にさせる事で、有給とったら悪という風潮を会社側が作為的に仕組んでいるのです。

 

 

しかしその人達の大半は本当は休みたいと言ってます。

 

暗黙の了解だから仕方ないとか言って泣き寝入りしてます。

 

 

 

ならばその風潮を崩してやろうと思った。

 

そこでオレはそんな暗黙の了解を無視し、空気を読まずお構いなしに有給を取ってみました。

 

 

たくさん余ってるからちょいちょい小まめに取ったり、3連休にプラスしてガッツリ休んだりしてみました。

 

有給が自由に取れない意味不明な下らない風潮をこの手でぶち壊したいと思ったので。(もちろんオレ自身たっぷり休みたいし)

 

 

「みんな、オレに続け!あるべき休みを勝ち取れィ!」と言った感じです。

 

そしたら若干みんな釣られて休みを多く取るようになってきました、しめしめ。

 

こういった自ら率先して事を起こす行動力は他の行動に於いても生きてくると思います。

 

 

 

そうして有給を取っていく内に妨害が。

 

上司に「お前ちょっと休み過ぎだ」と直球で文句を言われました。

 

「有給は本来切り捨てるのが普通だ」などと言ってきました。

 

 

「必要な時以外は極力使うんじゃねぇ」と、暗黙の了解が効かないと踏んだら直接言ってきたのです。

 

他にもわざわざいやらしく理由を聞いてきたり、あんま休まれたら人手不足だから困るんだよなー、などと言ってきたりとギリギリ違法にならない程度の際どい有給収得妨害をしてきます。

 

 

そんなに休んで欲しくないもんなのかな?

 

やっぱこう考えてるのだろうか

 

「有給なんか使わせないで働かせた方が会社の利益になる」

 

みたいな浅はかな事を。

 

 

そりゃ確かに使うか使わないかで言えば、企業としては使って欲しくないでしょう。

 

従業員に有給を使わせず切り捨てさせ、その分を出勤させる事によってタダ働きさせた方が会社側としては潤うものでしょう。

 

 

 

だがそれは目先のみの利益であり、長期的にみれば会社側も損。

 

タダ働きをしている従業員の不満はどんどん溜まっていきます。

 

 

有給の主な存在意義は従業員のリフレッシュやモチベーションアップの為にあるものです。

 

その心のオアシスを剥奪したら、当然従業員はやる気は激減します。

 

手当てが生じない勤務なんぞ大抵の人間はやりたくなどないハズです。

 

 

そうしてタダ働きによって積もりに積もった不満により従業員は「もうこの職場辞めたい、転職したい」という考えが頭をよぎります。

 

やがて我慢して働くよりも他の職に就いてしまおうと決心して今の職場を辞めてしまいます。

 

 

 

そうする事で会社が受ける損害について。

 

職場は辞めた人が出たらその穴埋めに新しい人を補給せねばならん訳ですが、補給した人は新人なので実習しなければならない。

 

その実習期間は人員としては使い物にならずに給料だけは支給されるので、企業側からしたらタダで給料あげてるようなもんです。

 

 

そしてこのような負のサイクルが生まれるのです。

有給取らせない→従業員が不満に感じる→辞める人間が増える→実習させる人間を増やしてしまう→実習終わるまで給料タダ払い→有給取らせない→従業員が不満に感じる→辞める人間が増える…

 

よって長いで見れば結局企業側も損してます。

 

 

有給を取らせない派の上司の人がこれ読んでたらこの負のサイクルを頭の片隅にでも入れておくといいしょう。しっかり頭に入れとけバーコード上司

 

従業員にちゃんと休み与えて満足させ、長く働いてもらう方が長期的に見ればお得です。

 

 

それに支給される給料自体、有給を全部取った事を想定した分しかくれてないんじゃないですかねぇ?

 

じゃあ有給とらせてくれ、オレたちの財産を切り捨てないでくれ。

 

 

貰えないならそのような制度要らない。

 

それでも取らせないってんなら有給なんて制度を無くしてくれ。

 

期待だけさせて結局与えないなんてヒドいじゃないか。

 

 

女で例えるなら、思わせぶりな態度とってるけど何もさせてくれない女と言ったところか。

 

 

そんなんなら最初っから有給の分を給料として支払って頂きたい。

 

そして休んだら休んだ分だけ給料を減らせばよろしい。

 

 

そうすれば企業側も「休むんじゃねぇ!」などと言わないハズ。

 

休むのが悪と言うなら、休んだこちらを堂々と裁けるその制度の方がよろしかろう?

 

 

 

退職を考えているなら訴えるのもアリ。

 

有給が取れない会社など辞めてやる。

 

もしこの考えに至り、それが本気であるなら会社と戦うという選択肢も大いにアリです。まさに企業戦士。

 

 

けど企業の為の戦士ではなく、企業に立ち向かう戦士であれ。

 

どうせ辞めるなら全て白紙になることに変わりません、なのでいっそ最後に絞れるものを絞りましょう。

 

 

そもそも違法である有給収得の妨害、なぜこれに対して従業員が講義したり訴えたりしないのか。

 

その理由は大まかにはこんな所でしょう。

 

・波風立てたら後が面倒。

 

・会社に居づらくなったら困る。

 

・強気に出られない。

 

 

つまりその後も会社に在籍するにあたり、自分にもデメリットが生じる事が大きな原因ではないでしょうか。

 

 

「職場内で村八分にされて働き辛くなる位なら有給なんて我慢しよう。」

 

そう思って自分を押し殺して有給が取れない現状に対し妥協してしまっている。

 

 

だが逆に言えば、もし辞めるのであればそれらを気にする必要など一切ありません。

 

退職してしまえばどうせこの先その会社に顔など出す機会など無いので遠慮などする必要はありませんよね。

 

 

有給収得の妨害で訴訟すれば相当な額を貰える。

 

訴えるメリットは当然あります。

 

けっこうな金額を貰えるケースが多々あるのです。

 

 

しっかり証拠を残して勝てば数十万円はゲットできます。

 

これは何日も働いてようやく手に入る金です、つまり逆に言えば何日か働かずに暮らせるってことですよね。

 

こりゃ貰わなければ損ではないでしょうか。

 

 

罪悪感があって出来ないと思う人へ。

 

そんな悪どい金のふんだくり方出来ない?

 

いえいえ、そんな事はありません。

 

 

そもそも向こうが本来取れるはずの有給の収得を防いできた事が原因です。

 

有給とは従業員の財産そのものです、その貴重な財産をふんだくろうとした事に対して異議を申し立てるだけの事です。

 

 

向こうの悪事に対し出るところに出る、ただそれだけの話です。

 

こちらは何も後ろめたさを感じる必要性はありません。

 

 

むしろ有給収得妨害なんて認知されていないだけで犯罪そのもの。

 

法に触れ、罰を浴びせられるに相当する行為、つまりそれ相応の悪事を行っているという事です。

 

 

会社が自ら犯した悪事によって然るべき罰を受け、その償いとして従業員に対して金で償う。ただそれだけの事です。

 

今まで被害を被っていた従業員が罪悪感を抱く必要など全くありません

 

 

突きつけるための証拠を手中に収めておこう。

 

証拠がなければ罪の証明は出来ないもの。

 

殺人事件などと違い、有給収得妨害には「動かない証拠」ってやつは存在しません。

 

所詮口頭であるがゆえ、それを後に口で説明したところで罪を明るみにすることなど出来ない。

 

 

ならばその口頭を証拠にして残せばいいのです。

 

ボイスレコーダーで録音し、文字通り動かぬ証拠にしてしまいましょう。

 

 

スマホの録音機能とセットで録音しておけば撮り損ねのリスクも軽減できます。

 


 

 

小型なので持ってることがバレる危険性はありません。

 

加えて録音能力も悪くないので、ごく普通の会話ならポケットに忍ばせていても余裕で拾えます。

 

 

ただそいつが見ている所でごそごそと録音スイッチ弄ってたら、証拠を確保していることがバレてしまいます。

 

なので少しでも収得妨害してくる可能性のある上司に有給申請するなら、その際にあらかじめ録音スイッチをオンしておきましょう

 

 

ただ、持ってる時に限ってすんなり有給取らせたりするんだよなぁ

 

それも加味して、常に所持して確実にに証拠をゲットしてやりましょう。

 

 

まとめ

 

下手に単体で足掻いたとて職場や企業なんか簡単には変わらない。

 

有給を取ろうと個人でもがいても結局は一大企業には勝てません。

 

 

もし労働基準局に有給取れませんと訴えかけても、後に企業に潰されてヨシです。

 

そして虚しく社会的制裁を受け、社内での立場が悪くなる。

 

 

革命をしようと奮闘した所で、かのジャンヌダルクのように魔女として狩られてしまうのがオチです。

 

これこそが会社側が作り上げた社畜製造システムの一つであります。

 

 

「もう辞めてもいい」と言う覚悟があるなら訴えてお金を請求するのがベスト。

 

「有給収得をするとこうなるぞ」というプレッシャーを日本の企業に与えられるので、結果として世のためにもなります。

 

 

もし辞めないにしても有給は出来る限り取り、皆で「有給=取れない」という下らない風潮を少しづつ崩していきましょう。

 

 

 

もしくは在宅で働く道を選べば自分のさじ加減でいくらでもサボれます(その分稼ぎは減るけどね)

 

 


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